風光る


渡辺多恵子/小学館
1〜12巻以下続刊/flowers連載中


<あらすじ>
文久3年(1863年)の京都。
倒幕派に殺された父と兄の仇討ちのため、女子の身を隠して壬生浪士隊に入隊した神谷清三郎こと富永セイは、その正体を知る沖田総司の助力を得て、本懐を遂げる。
が、いつしか沖田へ心を寄せ、守るべきもののために命を懸ける武士道に自らの思いを重ねたセイは、その後も隊に残り武士として生きる道を選ぶ・・・。


これは私のネット人生を変えたといってもいい作品です(笑)。某ファンサイト様で初めて掲示板デビュー。ついに自分のサイトまで作ってしまったのも、これがきっかけと言ってもいいんではないかな。
高校時代に友人から薦められて1巻を借り、その日のうちに2・3巻(当時はここまでしか出てなかったので)を買いに本屋に走りました。新選組が何をしたのかすら知らなかったというのに(爆)、すっかりはまってしまっって・・・。

私は普段から作品全体の雰囲気を気に入るので、特に贔屓のキャラクターは無いんですが。でも作者の渡辺先生大絶賛のキャラメルボックス「風を継ぐ者」を観てから(再演でしたが)、それ以来、沖田さんがいいかな〜って感じですね。でも途中、あまりにも壊れすぎだろうって気もしないではなかったですが(笑)。
あと、山南先生ってとってもいい言葉言ってるんで好きですね。あんないいこと言える大人になりたい(笑)。

キャラクターはかなり魅力的な人物ばかりだと思います。絵も綺麗で丁寧で。ストーリーもすっかり気に入ってしまいました。以来、本誌まで購入して読みつづけてます。

好きなシーンはコミックス1〜4巻あたりでしょうか。今手元になくて読み返せないのが辛いんですが。
大阪の斎藤さんと清三郎を助けに行くところだとか、芹沢先生が殺されたあたりの木の上のシーンだとか、お梅さんのことで荒れてる芹沢先生を止めようとする清三郎をとめないでください、と他の隊士に行ってる時の表情だとか。
あぁ、よく考えたらシリアス沖田さんばっかりだ(笑)。


今では新選組の未来を知ってしまっているだけにこれからどうなっていくのかかなり心配ではあるけれど。新選組をテーマにした作品は多いから、「風光る」がどういう終わり方をするのか。
心配半分楽しみ半分といったところです。



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