笑う大天使 川原泉/白泉社/全3巻 <あらすじ> 高校2年生の司城史緒さんは母を亡くし、天涯孤独に・・・と思いきや、突然現れた生き別れの兄と暮らすことになり、お嬢様学校ミカエル学園に転校。 ミカエル学園のオスカル様こと斎木和音さんは、両親の不仲によって斎木家のアンドレこと若月俊介氏に育てられ、なぜか野生のエルザのような元気な娘に成長。 ミカエル学園のコロボックルこと更科柚子さんはほのぼの家族に囲まれ、幸せかと思いきや外国人嫌いにも関わらず、外国人だらけのミカエル学園に通うことに。 ・・・ミカエル学園で出会った3人の不幸せな子羊が送る「猫かぶり」学校生活は・・・。 <一言> 川原泉さんの作品はどれも大好きですね。中でもかなり好きな作品のひとつです。 一番最初に出会ったのは「空の食欲魔人」。初めてこの人のマンガを読んだのはちょっとした革命でした。 こんな冷めた視点からマンガ書いてるのを読むのは初めてでしたし。絵柄は、少女マンガっぽくなく、いたってシンプル。ストーリーと全体の雰囲気で読ませる人だな〜と思いました。 そのストーリーと全体の雰囲気にすっかりはまってしまったんですが。 ギャグマンガか、と思いきやちょっとほろりとくるところもあるんです。特に3巻。番外編が3本あるんですが、それぞれじ〜んとくるんです。1,2巻を読んでるからよけい感動するんだと思います。笑顔の裏で、こんなこと考えてたんだな、とか。 柚子さんの回も泣けるんですが、史緒さんの話が一番お気に入りですね。とぼけた兄ちゃんだ思ってたんですが(笑)、ちゃんと妹の気持ち分かってました。 上手いな〜と思わされます。(何にも分かってないのにお前何様、って感じですがι ) 他に好きなのは「美貌の果実」「月夜のドレス」「森には真理が落ちている」などなど・・・。 |
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